
歯の1991
先日たけだ歯科に
子どもさんがお母さんと一緒に
受診してくれました
その子どもさんは3才です
お母さんに話しを聞くと
いまだに授乳をしているとのこと
3歳で授乳してますか😅
嫌な予感がして
その子どもさんのお口をみると
前歯が虫歯に
なっています❗
やはりか
これは授乳が長い子供に特徴的な虫歯よ
さらに
歯並びが出っ歯に
なっています❗
これも授乳が長い子供に特徴的な現象です
授乳は乳歯の奥歯がはえたら
やめないといけませんよ
だいたい1歳半ではえてきますよ
奥歯がはえたらなんでも噛めるサイン
しっかりものをかぶりつかせて
奥歯でかんで
飲み込むことを学習する時が
きたということ
そんな時期にまだ授乳をしていると
乳児えん下と言って
赤ちゃんの飲み込み方から
抜け出せなくなりますよ
乳児えん下は
舌と頬っぺたの筋肉の使い方が
大人の正常なえん下とは違うのです❗
だから
授乳が長いと大人になっても
赤ちゃんの飲み込み方が残ってしまう
これはいけませんよ
歯並びに悪影響です❗
さらに
歳をとると
誤えん性肺炎を
おこすことになりますよ
授乳は奥歯がはえたらやめましょうね
こんな話を産婦人科の母親学級でしたら
やはり皆さんご存じなかったですので
注意が必要ですね
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き