歯の2047
最近歯ぎしりを気にして
来院する方が多いかな
季節の変わり目で
ストレスがかかるからかな
気になるということは
自分でも歯ぎしりの自覚があるのか
または、人から指摘されるのか?
どちらかよね
歯ぎしりは大体寝ているときにしますから
自覚があったら
相当歯ぎしりしているということよね
では歯ぎしりって病気なのでしょうか?
歯ぎしりは
病気ではありませんよ
実はね
人間の体のメカニズムというか
動物の体のメカニズムには
ストレスをうけると
発散させるメカニズムが
そなわっているのです
それが
歯ぎしりです
ネズミの動物実験でね
仰向けにしばった状態の
ストレスを与えると
100%胃潰瘍になるのですよ
ところが
同じように仰向けに
しばった状態でも
木片をかませて食いしばりが
できるようにすると
胃潰瘍の発生が
おさえられたという実験があるのですよ
歯ぎしりには
心と体を守る
役割があるのですね
ところが
過度の歯ぎしりをする方や
歯並びが悪い方の場合は体に負担を
しいることがあります
歯ぎしりはほとんどの人がしている
と考えられますが
している時間が
2分ぐらいの人もいれば
2時間以上一晩にしている人もいます
歯ぎしりで歯にかかる負担は
自分の体重ぐらいといわれますから
相当な力がかかっています
またね
歯並びが良い場合には
上手く糸切り歯のあたりで
歯ぎしりができて
奥歯が当たらないのですが
歯並びに問題がある場合は
奥歯で歯ぎしりをしてしまい
頭痛や顎関節症を
引き起こすことになります
そういう面でも
歯並びがいいことは大事なのですよ
歯並びは
心の安定にも
つながっているのです
歯並びを考えるのは
6歳頃からがいいですよ
体の成長を上手く利用して
小学生のうちに
いいところまでもっていくこと
これはとても大事なのですよ
たけだ歯科では
6歳頃から始める子供の矯正で
健やかな子供の成長を応援しております
子供たちの健全な成長のために