
歯の1463
皆さんは毎日指を使って
いろいろなことを感覚的に
キャッチしていますよね
指先ってすごい感覚器官ですよ
それと同じぐらい
歯の感覚も鋭いのですよ
カナダの医者で
ペンフィールドという人が
大脳のどの部分が身体のどの部分に
対応しているかしらべたものが
下の図です
これを見ると
指先や口のまわりが占めている
領域がひろいことがわかりますでしょ
お口は食べ物の入り口であると同時に
大切な感覚器官なのです
お口の中にある歯も
食べ物を噛む役割と同時に
感覚器官なのです
食べ物を食べていて
急に硬い物(石のような)があると
瞬間で感じで噛むのをストップして
口から出しますでしょ
これは敏感なセンサーが
硬い物をキャッチした証拠なのですよ
ところがね
虫歯をほっといて歯が痛くなって
歯医者に行くと歯の神経をとる
ことになるわけです
歯の神経をとると
歯に血液から栄養が行かなくなるので
歯は枯れ木のようになり
割れやすくなるし
感覚がにぶるのです
どういうことかというと
神経をとった歯で硬い物を噛んだら
センサーが危ないとキャッチするのが
遅れてしまい、歯が壊れやすいということ
歯の神経は大事なのですよ
歯は大事な感覚器官ですから
生涯大事に使いましょう!
歯を良い状態で長持ちさせるには
家での歯磨き習慣と食生活
そして定期的に歯医者に行って
お口のクリーニングをうけること
これにつきますよ
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き