
歯の1223
先日たけだ歯科に来られたおかあさんから
子どもの歯並びについて相談をうけました
うけ口と言われたので
何件か歯医者に相談に行ったら
すぐに治療したほうがいいという歯医者と
今は様子をみたらいいという歯医者と
二通りあるのですが
どう思われますか?
という相談でした
その子どもさんのお口をみると
子どもの歯の 段階で
しっかりうけ口なんよね
しかも
顔をみると顔の真ん中あたり
上顎の成長が弱い顔をしてるのです
大人になったらこんな顔になりそうな感じよ
このような場合に
様子みましょうはないじゃろ❗
様子みとるうちに
永久歯になったらうけ口が
治るかもしれないと思っているのでしょうが
今回相談されたようなケースは
治りませんよ❗
そういう見極めがしっかりできてない発言は
危ういよね
様子みましょうで下顎が大きくなりすぎて
将来顎を切る手術を
することになったら
どうするんじゃろうね
上顎の成長は
10歳ぐらいまでに終わるから
上顎を大きくする時間は
限られているのですよ
そういうことがわかっている人に
ちゃんと診てもらうことが
とても大事ですよね🎵
そういう意味では
相談に来られた方は
ラッキーじゃったよ
子どもの歯並びを
早い段階から治療することが
専門医でさえ積極的でない先生もいます
ブラケットやワイヤーで
歯を抜いて治すからなんよね
私は自分の経験から
歯を抜いてのワイヤー矯正は
うまくいかないと感じていますからね
私も歯を抜いて
矯正してもらいましたが
結局うまくいかなくて
何年か後に
別の先生に矯正を
やり直してもらいましたからね
こういう経験をしている歯医者は
なかなかいないですよ
こういう経験をしているから
大人になって治療するのではなく
子供のころに
ちゃんと治した方が
絶対にいいと感じて
いるのですよ
そして
そのための勉強をしてきましたからね
歯医者ならだれでも
歯並びについて詳しいわけでは
ありませんからね
特に子どもの歯並びは
詳しい人に聞かないと危ういですよ
子どもの歯並びの相談は早めにお越しください
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き