
歯の1348
最近はイスの生活ですから
たたみに座ることがなくなってますね
ところが先日
親戚の法事があって
お寺で久しぶりに正座したのですよ
そしたら足がしびれてしまって
立ち上がろうとしてこけそうに
なってしまいました
しびれには要注意ですね
歯医者でもしびれさすものがありますよ
歯の麻酔です
虫歯の治療には
なくてはならないものですね
この歯の麻酔ですが
局所麻酔(きょくしょますい)といって
歯のまわりに限局して
知覚をマヒさせるものなんです
だから歯の治療の時に
痛くなく楽に治療がうけれます
その時に他の部分はしびれてませんよね
例えば上の歯に麻酔をして
下の歯までしびれることはないわけです
ところが
麻酔の注射をする部位は
歯と唇の間にするのですよ
そうすると唇も麻酔をしたまわりは
しびれて感覚がなくなるのですよ
1、2時間すれば感覚は
もどってくるのですが
治療が終わってもしばらくは
唇の感覚がないのですよ
子どもなんかは噛んでも痛くないので
唇を噛んで遊ぶことがありますよ
そうすると唇が腫れるんですよ
大人の方でも
無意識のうちに唇を噛む人が
いらっしゃいますから
こういう人も唇が腫れますよ
以前、麻酔して治療したあとに
唇が腫れたといって駆け込まれた方が
いらっしゃいましたが
どうみても自分で噛んだ後が
ついているにもかかわらず、
治療がおかしいといわれましたのでね
しびれた後は気をつけて下さいね
麻酔がきれるまでは
食事はしない方がいいですし
熱い飲み物も気をつけて下さい
唇にはさわらないように
ましてや唇を噛まないように
安静にしておいてくださいね
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き