
歯の1344
出産した後
いつまで授乳するかは母親によって
考えがあるみたいね
一般的には
だいたい1歳から1歳半で断乳ですよね
でも
中には長く授乳したいと考えている人も
いるみたいなんよね
赤ちゃんの時のお乳の飲ませ方や
離乳食の食べさせ方が
将来の
機能異常につながっているから
歯医者としてはそこに注目なんですよ
歯医者なので毎日虫歯の治療を
しているのですが
虫歯になってくる患者さんの
お口の中はよく似た特徴があるのですよ
一つはかみしめる癖ね
TCHといわれる歯を合わす癖
これがみられること
これとセットになっているのが
舌が下にある
ということ
この舌が下にあることは
先ほど出た機能異常と
関係があるのです
機能異常とは
口呼吸と
変な飲み込みを
してしまっていることなんよね
このような良くない習慣は
実は赤ちゃんのころから
始まっているのですよ
授乳の仕方は大事なのですよ
縦に抱っこして
深飲みさせましょうね
授乳をいつまでするかなのですが
子供の歯の奥歯がはえたら
授乳は終わりにしましょう
奥歯がはえたら
なんでもかめますよ
そのくらいの赤ちゃんの
口の中に指をいれたら
指が引きちぎられるぐらいの力で
かんできますよ
そんな時期にね
授乳していたら乳首が
かまれて痛いはずなんですよ
痛くなくお乳を飲んでいたら
かむということをしない子供に
育ってしまいます
先日も患者さんで
4歳まで授乳をしていた方と
おっしゃられる方がいらっしゃいましたが
やはり子供さんは
かまない子供に育って
歯並びも悪くなったと
言われてました
スキンシップもあって長く授乳したいと
考えていらっしゃる方
かまない子供になったら将来が大変です
また長い授乳は
虫歯にもなりやすいですから
子供の歯の奥歯が生える
1歳半までにやめるようにしましょう
歯医者の立場からの意見でした
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き