
歯の3063
昨日のブログで
歯医者も多様化の時代と書きました
テレビの朝のニュースで
取り上げられたのですが
多様化している理由が
子ども達のむし歯が減ってるから
というもの
確かに
子どものむし歯は減ってるよ
私が歯医者になった30年前と比べても
ビックリするぐらいに
子どものむし歯は減ってる
これは素晴らしいことよね
たけだ歯科も
むし歯予防を開業以来進めてきたからね
子どものむし歯は減ってるけど
歯医者の仕事はむし歯治療だけじゃないよ
例えば
今の子ども達はむし歯は減ってるけど
機能異常の子どもがやたら増えてる
機能異常とは
噛む
飲み込む
しゃべる
呼吸
風船を膨らます動き
なんかが上手くできてない子が
沢山いるんよ
機能異常があると
口がちゃんと閉じれない
鼻で呼吸が出来ない
食事の時にクチャクチャ音がして
食べ物をやたらこぼす
オネショをする
夜グッスリ寝れてない
そんな状態がでるわけ
こういう機能異常があると
上の顎の拡がりが弱く
顎の小さい子に育つ
そうなると
歯並びや咬み合わせが悪くなる
そういった子どもさんの治療は
これからますます増えるよ
子ども達の8割は問題ありよ
それ以外にも
歯周病の問題はまだまだあるよ
大人の歯並び咬み合わせ問題もある
歳をとって機能が低下する問題や
訪問診療もまだまだ需要がある
歯医者はむし歯が減っても
やることは沢山あるよ
しかも
これからは歯医者が減る時代に入るよ
我々世代が頑張って
次の世代に繋いでいかないといけないよね