
歯の1862
昨日の夜
後輩の歯医者さんが子どもの患者さんの
歯並びの相談に来ました
症例を見せてもらいましたが
かなり難しいケースです
何が難しいかというと
まずは年齢が10歳
ということで
永久歯にほとんど
生え変わっている
顎が小さすぎて
歯の入るスペースが
ほんとにない
大きく言うとこの二つよね
顎が小さいケースにおいては
顎を拡げる矯正をしていくのですが
これには年齢制限があるんよ
上の顎の拡がりは
10歳から12歳で止まるから
それまでに拡げていかないと
いけないのです
だから10歳ぐらいで相談に来られると
遅いんよね
そもそも歯並びの問題は
10歳になって
初めてわかることではなくて
6歳から8歳には分かっていることなんよ
家族の方が
どうしていいかわからなかったか
診てきた歯医者が気に留めなかったか
どちらかよね
これが困ったことに
歯医者でも
歯並びは成長が止まってから
抜歯して治すものだと思っている
考えの人が多いんよね
これは要注意ですよ
顎を拡げれば
抜歯の必要はありませんよ
こういうことがしっかりわかっている
歯医者に早めに相談してほしい
早めというのは
6歳から8歳ね
家の子どもの歯並び大丈夫かな?
と感じてるあなた
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Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き