歯の1815
今日8月6日は
広島原爆の日です
昭和20年8月6日8時15分に
広島に原爆が投下されて
77年がたちました
被爆された方々で
存命の方もかなり御高齢になられてます
私の父親もその1人です
父親が5歳の時に被爆しました
その父親も今年82歳
4年前に脳梗塞で倒れ
現在は右半身麻痺で車いす生活です
父に会いに行くと
決まって原爆の日に起こった話をします
病気になってから
特にそのことが思い出されるのでしょう
朝友達と遊んでたこと
たまたまトイレに行きたくなって
家のトイレに入っていた時に
原爆が投下されたこと
トイレに入っていたから助かったが
外で遊んでたら死んでたらしいこと
父親の姉が街中に勤労奉仕で
出かけており
その姉を探すために家族で
街中を歩き回ったことなど
結局父の姉は
亡くなっていたらしいのですが
15歳だったみたいです
同じ話を何度も何度もしてくれます
その度に
あの時父が生き残ってくれたから
今の自分があるということを感じます
今自分があるということに
当たり前はないということに気づきます
そして
多くの犠牲の上に
今の平和な暮らしがあるということに
感謝しかありません
今朝8時15分
サイレンと同時に
近くのお寺さんが鐘をつかれてました
黙祷しながら鐘の音が心にしみましたね
被爆者の年齢が高くなり
いかに伝承していくか?
という問題が新聞にもでてました
こういうところはもっと
スポットライトを当ててほしいね
そして正しい歴史を教育してほしい
戦争が終わってから77年
戦争を知らない世代が大半をしめています
もちろん私もその1人です
ウクライナの問題をみていると
大変心が痛みます
戦争のない世の中にならないものか
世界が平和にならないものか
世の指導者に広島に来て考えて頂きたい
そういう意味では
来年広島で開かれるG7は
大変意義深いものがあると思います
今日8月6日を縁として
平和について考える時間に
していきたいですね