歯の1652
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そんなマウスピースを毎日使う生活を
何年も続けていたある日
私にまた新しい出会いがありました
徳山で開業されてる先生が
歯科の個人塾をされる
という情報が入ってきて
以前からその先生のされている
診療に興味がありましたから
すぐに塾に申し込みをしました
塾に入って先生と
いろいろ話をしていくなかで
私がマウスピースを毎日している
理由を聞かれたのです
私は今までの経緯を話ました
徳山の先生も私が噛み合わせの治療を
受けた北九州の先生を良くご存じで
なるほどと反応されました
しかし、その後
トンデモナイことをいわれます
マウスピースを
していても
なおらないよと
私は北九州の先生を信じて
何年もの間不安定ながらも
マウスピースをずっと入れてきました
それが
治らないですと???
さらに徳山の先生から
噛み合わせの考え方と治療法が
違うから治らないのだ
私が学んでいる噛み合わせの治療理論なら
治るよ、と言われ
そこまで自信を持って言われるなら
治療して下さいとお願いしたのでした
こうして2回目の矯正がはじまりました
それと平行して
新しい噛み合わせの理論を学びに
神奈川県の横須賀まで
2ヶ月に一度1年間通い続けました
徳山で治療と個人塾をうけ
横須賀に通い
更に東京にも子どもの矯正を
学びに行くという
今から考えたらものすごいスケジュールで
必死に噛み合わせや
歯並びを
学んでいきました
これだ!そう思い患者さんをこの方法で治療したが大変だった話
徳山で噛み合わせの治療を受けた結果
私の身体は劇的に良くなりました
頭痛は全くなくなり
噛み合わせも安定して
マウスピース生活とは
完全におさらばとなりました
新しく学んだ噛み合わせの理論も
なるほどという感じで
自分の身体の反応が楽になると共に
頭の中に入ってきました
これからの治療法や噛み合わせの理論は
これが一番だと思い
その理論を体系的に治療で表現するために
ME機器をかなりの費用をかけて購入して
患者さんの治療を始めていきました
噛み合わせの理論と治療方法が
確立されているので
患者さんへの治療も良い結果が
でてきました
ただ
治療をすればするほど私の中で
何かスッキリしないものが
現れていきました
それは
この治療が
壊れたお口の中を
治していくことに
あることでした
壊れたお口の中を治療することは
それはそれで大変意義のあることです
しかし
私の中で予防の概念が強く
私のように壊れた後に
治して良くしてもらうのではなく
壊れないように早い段階から
予防対策としてなんとかならないか
こちらの考え方が強くなっていくのです
その思いが強くなり
東京にも子どもの矯正の
勉強をしていたこともあって
大人の壊れたお口の中の治療よりも
子どもの
歯並び治療に
力を入れていくようになりました
その④に続きます
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