
歯の2260
受け口をそのままにしておいてもいいですか?
治療しないといけないですか?
時々患者さんから質問をいただきます
特に乳歯の時に
この質問をされますね
受け口とは下の前歯が上の前歯よりも
前にある状態のこと
反対咬合ともいいますね
その受け口になる理由は
上顎の成長が弱い
からなんです
上顎の成長が弱い証が
受け口という形となってあらわれます
決して下顎が大き過ぎということは
日本人の場合はありませんね
乳歯の時に受け口で
永久歯になったら
受け口が治ったという話を
時々聞くからかな
最初のような質問が来るのは
これは
上顎の成長が弱いまま
前歯だけが傾斜してたまたま
受け口でなくなったというだけなんです
上顎と下顎のバランスは悪いのですね
一度治ったと思っても
成長期でまた受け口になることがあります
上顎の成長は10歳
くらいまでに終わり
その後に成長期で
下顎が大きくなる
からなんですね
ですから
結論をいいますよ
乳歯の段階で
受け口だったら
6歳からすぐに
上顎を大きくする
矯正を
受けるべきです❗
時々様子みましょうという
安易な発言をする歯医者もいますが
これは分かってない歯医者ですよ
上顎の成長が10歳までと思ったら
そんなに悠長なことはいってられませんよ
大事な時期を逃さないように
してくださいね~
うちの子の歯並び大丈夫?と気になったら
早めに相談に来て下さい
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き