
歯の1661
患者さんからよく聞かれる質問に
歯並びが悪くなった原因は何でしょう?
噛まないからですか?
遺伝ですか?
というものがありますので
それに答えていきたいと思います
子供の歯並びが悪い原因ですが
一言で言えば
上の顎が小さく
育ってしまったこと
です
なぜ小さく育ってしまうか?
それは
子供さんの
ベロの使い方が
悪いからです
これを機能異常といいます
ベロはいつも
上の顎のほうに
位置があるのが
正常ですが
最近の子供たちは姿勢が悪く
ベロの位置が下にある子が
増えています
そうなると上顎への刺激が足りなくなり
上の顎が大きくなりません
上の顎が大きくならないと
歯はキレイに並ばないのです
噛むということも大事ですが
それ以上にベロの問題は大事なんです
遺伝情報も少しは関係しますね
だいたい2割ぐらいでしょうか
歯並びが悪いということは
見た目にも影響しますが
もっと大事なことは
歯並びが悪いことの裏側に
機能異常の状態が
隠れていることなんです
機能異常は生涯影響を及ぼします
子供の時に歯並びと共に
機能異常も治した方がいいですよね
健やかな
子供の成長のために
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き