
歯の1660
先日患者さんから質問で
矯正治療したら虫歯になりやすいのですかか?
という声を聞きましたので
お答えしていこうと思います
結論から言いますと
むし歯になりやすいかどうかは
矯正装置の種類によって変わります
という答えになります
子どもの時に使う装置には
取り外し式の装置や
固定式の装置
さらには針金を使って歯を動かす
装置などがあります
取り外し式の装置の場合は
はめている時間にもよりますが
虫歯にはなりにくいかと思います
装置をはずして食事ができますし
歯磨きするのが楽だからです
固定式の装置においても
歯を削ってつけるわけではないので
虫歯にはなりにくいですが
どうしても固定式の装置の周りに
バイ菌が溜まりやすいですから
定期的に歯医者で掃除してもらい
フッ素塗布をする必要があります
ワイヤーを使った装置においても
歯につけているブラッケットと
ワイヤーの周りにバイ菌が溜まってしまい
その部位において
虫歯に
なりやすくなります
から
日々の歯磨きを丁寧に行い
甘いものを習慣的に
食べないようにしながら
定期的に歯医者で掃除を受けて
フッ素塗布を行う必要があります
そうやって
虫歯予防をしながら
矯正治療は進めてまいりますので
安心して治療を受けて頂きたいと思います
Profile
広島市出身、広島市在住
現在広島市安佐南区でたけだ歯科医院院長
幟町小学校→修道中学→修道高校から 広島大学歯学部に昭和61年入学
平成4年に卒業し歯科医師となる。
平成10年にたけだ歯科医院を開業し現在に至る
子供の時は虫歯に悩まされ、成人してからはかみ合わせが悪く、頭痛に悩まされ、2回にわたって矯正治療をうけた経験から子供たちの健全な発育のために虫歯予防と歯を抜かない子供の矯正に力を入れています。
広島生まれの広島育ち
大のカープ好き、カープが勝てば機嫌がいい。
好きな食べ物はもちろんお好み焼き