歯の1650
その①はこちらから
体調不良をかかえながら
歯医者として働いていたある日
当時勤めていた院長から
勉強会の案内を頂き
講習会を受けに北九州まで行きました
その講習会は1年間あるもので
毎月1回北九州まで通い
歯の治療全般を学んでいきました
その講習会も終盤にさしかかった時の
講習内容が歯並びや噛み合わせの
講習でした
まだ若い歯科医だった私にとって
歯並びや噛み合わせの講習は
敷居が高く理解できないし
手技としてまだまだ先で
手に入れるものと感じていたので
余り期待をしていませんでした
ところが
そこで講師の先生から聞いた話は
私にとって衝撃的なものでした
その内容とは
噛み合わせの
悪いことが
身体の不調に繋がる
というものだったからです
その事を症例をまじえて
事細かに教えてくださいました
これはまさに自分のことだ
目からウロコが落ちた瞬間です
私自分の頭痛の原因が
噛み合わせにあったんだ
こんなことは考えたことも
なかったことでした
これはしっかり
噛み合わせについて学びたい
私が歯並びや噛み合わせの勉強に
力を入れ始めたのはこの時からでした
それを治すために
北九州へ行った話
北九州の講習会で噛み合わせが
身体の不調に関係することを学んだ私は
私の身体の不調(特に頭痛)を
改善してくれる先生は
この人しかいないと感じ
噛み合わせの治療をお願いしたのでした
そこから約2年に渡り
毎月1回矯正治療で北九州に通う生活が
はじまりました
若い歯科医で給料も少ない中
治療費プラス交通費もかけて
治療に望みをかけ通い続けました
相当費用がかかりましたよ😅
そのかいあって毎日続いていた頭痛は
回数が少なくなり
痛み止めを飲む生活からは
開放されていきました
ただ
完全に良くなった感じはせず
矯正装置を外した後も
マウスピースを毎日していないと
症状がでるといった毎日を
過ごしていました
今からその時の治療を振り返りますと
矯正するにあたり
下の前歯を一本抜歯して
装置をつけたのです
このことにより
上の歯の本数と
下の歯の本数が
あわなくなり
クロスバイトはなくなりましたが
不安定な噛み合わせが
残ってしまう結果になってしまったのす
だからマウスピースを
ずっと入れておかないと安定しない
その当時はこのこともわからず
言われるままにマウスピース生活を
送っていたのでした
まだまだ続きます
この記事へのコメント